提供コンテンツ例:渋谷教育学園渋谷中学高等学校様の事例
渋谷教育学園渋谷中学高等学校様では、高校1年生全学年206名が対象。生徒XX名の運営メンバーが企画を主導し、JSBN運営メンバーが監修。『幸せへの自分用ロードマップ~立ち止まって考えてみよう~』をテーマに、生徒は学校、ゲストはオンラインという環境で開催しました。
①事前課題
JSBN代表真坂の講演動画視聴
モチベーショングラフの記入+ワークシートの記入
②ゲストのライフストーリー共有(20分×2)
生徒10名対ゲスト1-2名、モチベーショングラフを投影しながら、今までどのような選択が幸福度を高めたのか、今後どんな夢や目標を持っているのかをお話しいただきました。
③生徒のこれまで・これからの選択を考える(50分)
生徒4-5名対ゲスト1-2名、生徒記入のワークシートを参考に、過去の選択や、将来の夢から今後どのように人生の選択をしていきたいのか、生徒一人ひとりが考え、ゲストと話し合いました。
④グループ内での振り返り、クラス全体での学びの共有(25分)
ゲストとの対話、ワークを通じて改めて感じたこと・気づいたことをグループ内でシェア。各グループの代表者がクラス全体での振り返りで発表。
提供コンテンツ例:洗足学園中学高等学校様の事例
洗足学園中学高等学校様では、高校2年生全学年232名が対象。『幸福な自己実現を考える~あなたが思う幸福な自己実現とは~』をテーマに、JSBN運営メンバーが企画し、初めてのオンライン授業を開催しました。
①事前課題
「あなたの思うかっこいい人はどんな人ですか?」をフォームで提出、自己紹介スライドの作成。
②JSBN代表真坂による基調講演:「激動の社会にイキイキ生きるために」(30分)
オンラインでライブ講演を行いました。
③グループディスカッション(30分×2)
生徒10名対ゲスト1-2名、前半は自己紹介およびゲストのライフストーリーの共有、質疑応答。後半は具体例から見えた幸福な自己実現について意見交換しゴールを目指しました。
④クラス全体での学びの共有(25分)
各グループの代表者が、グループディスカッションでのまとめではなく、個々人の気づきや感想をクラス全体で発表しました。
⑤事後課題:自由作文の提出
自分にとっての幸福な自己実現を達成するために必要なこと、今出来ることは何か。イベントの感想も交えつ作文を書いていただきました。
提供コンテンツ例:三重県立松阪高等学校様の事例
三重県立松阪高等学校では、高校2年生全学年320名が対象。『「自分のワクワクや強みを知って自分らしく輝やこう!』をテーマに、JSBN運営メンバーが企画し、午前午後の二部制(各160名)でオンライン授業を開催しました。
①事前課題
JSBN代表真坂の講演動画視聴
自分のモチベーションの源泉やなりたい自分像を探る指針となる質問の回答をフォームで提出
②グループディスカッション(25分×2)
生徒8名対ゲスト1-2名、前半は自己紹介、事前に視聴した真坂による講演の感想およびゲストのライフストーリーの共有、質疑応答。後半は事前課題回答の深堀りをしながら、どんな社会にしたいか、どのように関わっていきたいかについて話し合いました。
③まとめ(5分)
ライフワークの探し方のヒントになる、三つの円を作ってみよう。
③全体での学びの共有(25分)
クラス単位ではなく、各班の8名が4つのグループに分かれ、イベントを通じて思ったことや、これからの行動目標などを発表しました。
導入学校様からの声(オンラインで実施)
【渋谷教育学園渋谷中学高等学校】
河口 竜行 教諭
当初、希望生徒を対象とした小規模な出張授業を企画していましたが、その機会は新型コロナウィルスに奪われました。しかし「生徒は家から出られないが全員がオンラインでつながっている」この環境を利用しない手はない、と急遽相談させていただいたところ、打ち合わせもすべてオンラインで対応いただき、しかも2学年全員参加という想定以上の形で『オンライン出張授業プロジェクト』を実現することができました。
生徒は真坂さんの講演を事前にYouTubeで視聴、Web上で結果を共有できる事前アンケートにあらかじめ自分の思いをまとめた上で、当日のオンライン会議システムを使ったグループディスカッションに臨みました。319人を少人数グループにするために、2部制にした上で25名ものゲストに参加をしていただきましたが、東京から片道3時間半離れた地方でこれが実現できたのもオンラインだからこそです。
「大人しく遠慮がちな生徒たちが一歩踏み出す勇気を持つ」「自分をみつめ自分らしく社会に貢献する」そのためのきっかけの一つになればと企画しました。オンラインという慣れない環境でしたが、事後アンケートでの生徒の満足度は高く、中でもグループディスカッションに最も刺激を受けたことがわかります。終了後、議論を続け深めたいと自ら申し出た生徒もあらわれました。この踏み出した生徒の一歩を大切にして、JSBNの皆さまにもご協力いただきながら、今後は生徒の活動としてつなげていければと思っています。
導入学校様からの声(オンラインで実施)
【洗足学園中学高等学校】
高2学年主任
石川 千佳子 教諭
高校2年生は学校のリーダー学年として、生徒自治活動や学校行事、部活動などに全力を傾けていくはずでしたが、新型コロナウィルス感染症対策により、多くの制約を受ける中での学年スタートとなりました。休校期間も2ヶ月目に入った頃、オンライン授業の画面の向こう側の生徒たちの元気のなさ、複雑な胸中が感じられるようになりました。そんな時に、JSBNさんの活動を知りこのような状況下で生徒たちが前を向き、自分たちの未来を力強く切り拓いていく気概をもつきっかけになればと思い、ご協力いただきました。
すでに高校1年時にキャリア教育をおこなっていましたが、「仕事」は人生のテーマのための通過点、その先の「どんな人生をおくりたいのか」が重要では?という問いかけに、生徒たちがハッとさせられ、自分自身と向き合いだしたことが、オンライン上でも感じられました。また、本校の教育コンセプトのひとつに「幸福な自己実現」があり、生徒たちが、高2の1年間を通して考えるテーマとしています。今回のイベントでは、「ワクワク」「得意」「社会に役立つ」の3つの重なり合うところに、「幸福」や「自分らしい生き方」のヒントがあるのではという具体的なお話があり、それを受けてグループごとに活発な対話がなされました。
緊急事態宣言下において、友人やかっこいい大人の方々と、それぞれの人生に向き合えたことは大変貴重な時間でした。学校再開にあたって、自分のコンフォートゾーンを飛び出そう、限界を超えよう、と元気よく毎日を送り始められたこと、このイベントの効果が大きかったと思います。そして異例なかたちで始まったこの1年が終わる3学期に、再びイベントを開催すべく委員会が作られました。願わくば対面で再会し、今回のイベントで得たことをどのように活かせたか、どんな挑戦ができたか、笑顔で報告できることを期待しています。お忙しい中、多くのゲストの方々にご協力いただいたこと、心より感謝申し上げます。
高2A
大久保 日菜
私は今までディスカッションが苦手でした。自分に自信があるわけでもなければ今回のテーマであった「幸福」についても今まで特に考えてみたことはなかったし、会ったことのない人とオンラインで話すことにも抵抗があり、授業の前は楽しみというよりも、緊張して少し憂鬱でした。しかし、授業のはじめの講演の中で、高校生になってから新しいことに挑戦して成功した人もいる、「一歩踏み出すこと」が大切だ、というお話がありました。それを聞いて、私も新しいことに挑戦してみようかな、今からでもまだ遅くない、と感じて、次のグループディスカッションも少し頑張ってみようと思えました。私のグループを担当してくださった方は、私の持っていた常識をひっくり返すような、前向きでありながらも説得力のあるお話を沢山してくださり、良い刺激になっただけでなく、自分の将来が楽しみにさえ思えてきました。JSBNの方々が一つ一つの発言に丁寧にフィードバックしてくださったおかげで、苦手だったディスカッションでも、私にしては頑張って積極的に発言できた気がして、小さなことだとしてもそれが少し自信に繋がり、「一歩踏み出せた」気がして嬉しかったです。幸福とは、すぐに見つかるものではないのだと思います。ただ、今日感じることができた、「私、ちょっと頑張れたんじゃない?」というちょっとした自己肯定感のようなものがとても心地よくて、こうした小さな喜びが重なれば幸せになれるような気がしました。日頃から、自己肯定感を高められるように、将来振り返ったときに自分は充分な努力をしてきたと思えるように、「新しい一歩」を踏み出していきたいと思います。小さいことでもいいので一歩だけでも、自分の限界だと思っているところからはみ出してみたら、また違った世界が見えるのではないでしょうか。今決めてしまっている限界を少しずつ壊していき、今はまだ見えていない私の幸福のありかを探していきたいと思います。
導入学校様からの声(オンラインで実施)
【三重県立松阪高等学校】
西根 正子 教頭
当初、希望生徒を対象とした小規模な出張授業を企画していましたが、その機会は新型コロナウィルスに奪われました。しかし「生徒は家から出られないが全員がオンラインでつながっている」この環境を利用しない手はない、と急遽相談させていただいたところ、打ち合わせもすべてオンラインで対応いただき、しかも2学年全員参加という想定以上の形で『オンライン出張授業プロジェクト』を実現することができました。
生徒は真坂さんの講演を事前にYouTubeで視聴、Web上で結果を共有できる事前アンケートにあらかじめ自分の思いをまとめた上で、当日のオンライン会議システムを使ったグループディスカッションに臨みました。319人を少人数グループにするために、2部制にした上で25名ものゲストに参加をしていただきましたが、東京から片道3時間半離れた地方でこれが実現できたのもオンラインだからこそです。
「大人しく遠慮がちな生徒たちが一歩踏み出す勇気を持つ」「自分をみつめ自分らしく社会に貢献する」そのためのきっかけの一つになればと企画しました。オンラインという慣れない環境でしたが、事後アンケートでの生徒の満足度は高く、中でもグループディスカッションに最も刺激を受けたことがわかります。終了後、議論を続け深めたいと自ら申し出た生徒もあらわれました。この踏み出した生徒の一歩を大切にして、JSBNの皆さまにもご協力いただきながら、今後は生徒の活動としてつなげていければと思っています。
導入学校様からの声(オンラインで実施)
【関東学院六浦中学校・高等学校】
中学校 酒井 美智子 教頭
高等学校 難波 繁之 教頭
「キャリア教育」、「進路指導」、「総合的な探究の時間」など、生徒が中学校3年間、高等学校3年間の学校生活を送っていく時に、どのように教員が関わり、生徒の活動をサポートしていくかが迷走状態に入っているのではないでしょうか。
JSBNと私たちとの出会いはTGG(TOKYO GLOBAL GATEWAY)でした。「キャリア教育」の一環として英語で職業体験を検討していたところTGGの故望月氏から1枚のパンフレットをいただきました。それが真坂氏との出会いのもとである「TGGグローバル人材育成フォーラム」でした。どのようなキャリア教育が必要なのか。生徒が将来に希望の持てるキャリア教育とはどのようなものがあるのかを模索中の私たちは真坂氏の講演に衝撃を受けました。
「激動の時代にイキイキ生きる人を育成するために」と題したその講演で引き付けられた「“VUCAの時代“を生き抜くために」という言葉は本校でも進めているGLOBAL教育に合致するものとして真坂氏が代表を務めるjsbnに「キャリア教育」を担っていただきたいと強く感じました。真坂氏と打ち合わせを重ね、TGGの出会いから約7か月JSBNの講演会とワークショップの実現にこぎつけました。人との出会い、つながりにより思いが叶うものと痛感しました。
本来なら、生徒を一カ所に集めての講演会、校内の各クラスに分かれてグループディスカションという予定で進んでいたのですが、コロナ禍の影響で、急遽、オンラインによる講演会とグループディスカションと変更されました。
幸いながら、本校では1人1台Chromebook(GoogleのOSを載せたパソコン)を所持させているので、Google ClassRoomとGoogle Meetによる全体講演、グループディスカションの設定をおこない、ゲストの皆さまの巧みな運営により、多くの生徒たちからの意見や感想がもたらされました。
6月には6年生(高校3年生)、7月には1年生(中学1年生)の2回にわたるイベントを実施していただきました。6年生の事後アンケートからは「完璧な人生を求めすぎることなく、まずは好きなことやこれだと思った道を行ってみて、違うと思ったところで方向転換するのもありなのだと思った。新しいことに挑戦するエネルギーをもらった」、「最近、自分の夢が叶えば他人はどうでもいいと正直思っていたが、今回の講演を通して他者を思いやる気持ちは自分自身に帰ってきて、役に立つということを学んだ。」など、自らの立ち位置や将来に対するチャレンジ精神を涵養する意見が多く出ていました。1年生からは、「JSBNのゲストの方を尊敬します」、「自分の意見をたくさん話すことができて良かった」など、中学1年生でも、キャリア教育に大きな足跡を残したイベントとなりました。
JSBNの運営担当の方々からは、事前・事後とも熱心な打ち合わせや様々なアイデアを出していただき感謝しております。
「激動の時代にイキイキ生きるために」、「関東六浦の6年間をイキイキ生きるために」と銘打ったイベント題に生徒たちが十分に感銘を受けて、自分の未来をイキイキ生きる何かのヒントをいただいたと思います。
キャリア教育や進路指導、総合的な探究の時間を区別して教えるのは間違いで、生徒の成長はそれに関わる大人の責任で、未来への希望を持たせながら学校生活を送らせることが大事である。という真坂代表のポリシーを改めて感じた時間でありました。
今後も「ワクワク」、「得意」、「社会に役立つ」の3つの目標を達成できる学校でありたいと心に誓っています。