6月9日(土)、神奈川県の桐蔭学園にて出張授業を開催しました。当日は高校1年生のうち生徒134名と社会人学生ゲスト22名が参加しました。なお、過去6回の実績が評価され、この第7回から学校の公式行事として開催することになりました。
この第7回 未来構想プロジェクトのテーマは『見つけ出そう 君の本当の夢』 ”医者になることが私の夢です”、”僕の夢は〇〇大学に入ることです”… 夢ってそういうことなんだっけ?、それって自分で見つけた夢?、本当の夢を見つけてほしい…そんな想いからプロジェクトメンバーである生徒たちがおおいに悩んだ末に辿り着いたテーマでした。
プログラムは冒頭の全体会での若手社会人と大学4年生によるパネルディスカッションからスタートし、生徒6名前後と社会人学生ゲストによるグループディスカッションへ、そして最後の全体会での生徒による発表、想いや気づきの共有ー 夢とは何なのか、このことを問い直す過程で多くの生徒が自分の中に起こった変化に気づいたことでしょう。
出張授業終了後に生徒が書いた「振り返りシート」から、一部を抜粋いたします。 「今まで夢は自分に向いているかどうかで考えてきた。だけど、好きなものから掘り下げて考えていくと意外にも向いていることなどを見つけることができた。これからは好きなものからも新たな夢を見つけていこうと思う」 「自分が無理だと思っていた夢を、もう一度目指そうと思った」 「行きたい大学を決めていたが、本当にそこに行きたいのか?と言われて、とてつもなく戸惑いました。…本当に行きたい大学、達成したい目標を掴みたいと思いました」 「自分の夢をみつけることはできませんでした。しかし、自分が見ている視野の狭さに気づくことができました。今自分が生きている社会は自分が思っているよりもずっと広いということに気づくとともに、とにかくいろいろなことに挑戦するチャレンジ精神の大切さを知りました」 「夢が何かは考えたことあったけど、夢とは何かは考えたことなかった」 「最初は夢なんてなかったけど、今回のプロジェクトを通じて夢を見つけてみようと強く思いました」 「夢がカタチになった気がする」 「”誰かのために”という考えを持とうと思った。夢はゆっくり考えてみればよい、そしてもっと多くのことを知っておく必要があると思いました」 「まだ分からないが、これからにつながるものを感じた」 「人のことをかっこいいと思えるようになった」 「かっこいい大人になりたいと思った」 「今まで夢について難しいものだと考えていたが、JSBNの皆さんの話しを聞いて自分の興味のあるものについて調べてみたり、気になっている仕事をやっている人の話しを聞くなどして、自分のやりたいことを決め、そこに進んできたい」 「僕は今まで大きな夢を1つだけしか持っていませんでした。でも今回の話しを通して、多くの夢を持って自分の可能性を多く広げていけたらいいなあというふうに変化したと思いました」 「夢とか将来やりたいことなど無かった僕にJSBNの方が自分の夢など話してくれたり、どのように夢を見つけたかを聞いたことで、これからの人生で夢をあせらず色んな経験をして探せていけたらと思うことができました」 「僕は正直夢も、それを知るきっかけも見つからなかったけど、それを見つける方法を知りました。まだ見つけてないから、いろんなことにぶつかりチャレンジをして探しいきたいです」
ゲストの皆さんのライフストーリーから、生徒自身が掴み取ったものの大きさが伺い知れます。 私たちの集計では参加生徒のうち実に9割弱の生徒に上記のようなポジティブな変化を確認することができました(すべて紹介しきれないのが残念です)。
改めて参加されたゲストの皆さまへ厚く御礼を申し上げます。
また、学校の先生方でJSBN出張キャリア授業の開催に関心をお持ちになりましたら、遠慮なくお問い合わせください。 専門のチームがプログラム導入までサポートさせていただきます。
最後に、今回の出張授業が桐蔭学園のHPで紹介されていますので、ぜひこちらのサイトもご覧ください。 http://toin.ac.jp/timeline/ses/10795/
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