top of page

JSBN出張キャリア教育プログラムについて

「自分なりの生き方を考える。生徒の”心に残る”時間」

「将来の夢は何?」

そう聞かれて、戸惑った。

自分が知っている大人は、両親か、学校の先生か、TVの向こう側の人ぐらい。

将来どんな仕事があるのか、そのために今、何を学べばいいのかわからない。

そんなことを感じた経験はありませんか?

 

JSBNの出張授業は、第一線で活躍する社会人や、夢に向かって努力する大学生をゲストとして学校に招き、悩める中高生と熱く対話し、彼らのキャリア形成を支援する教育プログラムです。

今後の社会とやりたいこと、双方から考え抜く

下記3つの内容を、学校ごとのご希望もふまえながら、提供しています

①社会を知る

中高生に日本の今、世界の今を伝えるレクチャー。ゲストの仕事・キャリア選択、体感している社会変化について伝えます。

​現在社会で話題となっている問題点や、ゲストが感じている危機感を経験を踏まえて語ります。

②自分を知る

少人数グループに分かれ、生徒自身が自分はどんな考えを持っているのか、今後どのように学生生活を送っていきたいのかを発表。それをもとにゲストとディスカッションを実施。双方向的な対話の中で、自分の価値観を少しずつ明確にしてきます。

③行動宣言

各グループの代表者が全体に学びや、今後のアクションを発表。ゲストからも全体にフィードバック。普段手をあげない生徒も多くの生徒が我こそはと前に出て、思いを語ります。

 提供コンテンツ例:かえつ有明中学・高等学校様の事例

かえつ有明中学・高等学校様では、中学・高校全学年から希望者約80名が対象。『後悔しない選択を』をテーマに、土曜日午後の時間で開催しました。

①ゲストのストーリー共有(30分×3)

ゲスト2名を生徒6人が囲み、ゲストの仕事、キャリア選択についての話を聞くセッション。生徒はゲストと共に学生時代の過ごし方や、現代社会の変化について考えるヒントを探しました。

②生徒の“ネクストアクション”共有とそれに対するフィードバック(35分)

ゲストと話す中で見えてきた自分の志向や、今後の学生生活の過ごし方について、生徒一人ひとりがグループ内で発表。その後ゲストともう一段階ディスカッションを行うことで、今後の最適なアクションについてより深めていきました。

③行動宣言・全体振り返り(40分)

各グループの代表者が、全体に学びや“今後のアクション”を発表。ゲストからも全体にフィードバックが行われます。その後も有志で次々と手が挙がり、終了時刻が予定よりも遅くなってしまうほど、盛り上がりました。

導入学校様からの声
共立女子第二中学校高等学校】

共立女子第二 先生.png

進路指導部主任 萩原有紀

2021年の3月に学研主催の講演会で真坂氏の話を聞いたのが、JSBNとの出会いでした。元気のない若者たちに高い自己肯定感を高め、「イキイキと生きるチャレンジャーを育成する」というミッションを持ち、「自分を知り、世の中を知り、将来について考える」キャリア教育を促進されている点に共感しました。すぐに真坂さんに連絡を取り、話を伺い、講演会をして頂く運びとなりました。

 

変化が激しく先の見通しが立てにくい社会を生きていく生徒達にとって、多様な価値観を受け入れる柔軟性と自分自身の価値観や判断軸を持つことが必要であると思います。我が校の生徒達には中高時代に家庭や学校以外の大人達と出会う機会が不足しており、実社会に生きている感覚を持ちにくいことが問題点と感じておりました。そのような状況の中で、JSBNの様々な企業人や大学生との出会いは彼女達にとって成長を促す機会に
なると確信しました。

 

高校1年生の早い段階で話を聞いてもらいたかったため、7月に「激動の時代をイキイキ生きるために」というテーマで真坂氏に講演をして頂きました。実社会の現状、世界における日本の位置、世界の様々な問題、若者の自己肯定感の低さなど、国際経験も豊かで企業の第一線で働く真坂さんのお話は説得力がありました。普段の生活の中で実践できる8つのアドバイスを頂き、生徒達は自分に向き合う大切さ、自分の人生は自分で切り開くという意識を持てた様子でした。中でも「自分に限界を作らない」というアドバイスに反応した生徒が多く、何事にも臆せずチャレンジしようという気持ちが芽生えたことは高校1年生の初期の段階で有難かったです。

 

その後、13名の有志生徒を募り、JSBNのメンバーさん達にファシリテーションして頂き、「激動の現在を生きるわたしたち~ジシンをつかめ!!」というテーマでキャリア教育イベントを2学期に開催しました。約3カ月に渡る準備を通して生徒たちにとっての一番の収穫は大人と対等な立場で様々なことについて話し合えたことが自信につながったことでした。周りへの遠慮や自信のなさからなかなか発言が出来なかった生徒たちが最後には積極性を見せるようになった点は大きな成長で、その後の学校生活でリーダーシップを発揮する場面も増えました。有志生徒とJSBNの皆さんとのプロジェクトを通して、「当事者意識」をもって物事に取り組む姿勢がこれからの社会を変える原動力になることを実感し、そのような場を与えて下さったJSBNの皆さんに
は本当に感謝しています。


2学期には中学2年生でオンラインパネルディスカッション、高校2年生の3学期には真坂氏の講演会を実施し我が校のキャリア教育にご協力頂きました。2022年度も高校1年生の1学期に講演会を実施して、生徒たちのモチベーションを高めました。
共立女子第二中学校高等学校では「進路」だけでなく「針路」という字を使っています。羅針盤の「針」のように、自分の人生の道の指針となる軸を育成するためのご支援を今後ともよろしくお願い致します。

導入学校様からの声

早稲田大学高等学院】

waseda_motosugi.png

本杉 秀穂 学院長

生徒は社会のまっただ中で生きています。社会へ好奇心は向けられ、世界へ心は飛翔しています。

 

この生徒の心に響き合って、志一つで活動しているのが「日本学生社会人ネットワーク」(JSBN)です。

 

生徒が、社会のことを知りたい、自らの生き方を考えたいと立ち上げた自主的プロジェクト活動に、いち早く全面協力いただきました。

 

「日本は変わる。君はどうする。」をテーマに、多数の学校から120人を超える高校生と30人の社会人・大学生が一堂に会したフォーラムを生徒と共催し、本校2年生全員を対象としたキャリア教育である学校行事「マイ・ビジョン@大学・社会・未来」の実施に献身的にコミットしてくださいました。

 

JSBNの揺るぎない志は、生徒一人一人が社会を知って人生を自ら切り拓き、自立することを助けるということです。

 

未来に進んで立ち向かう生徒の志を育み志を重ね合わせるJSBNと、教育活動をともにしていきたいと考えています。

導入学校様からの声

【桐蔭学園中等教育学校】

松井 講介 学年主任

桐蔭学園中等教育学校では生徒会とJSBNの共催でキャリア教育『未来構想プロジェクト』を行っています。

 

自分たちは今のままでいいのか?学校からは見えない現実の社会を知りたい!との思いを持った生徒たちにJSBNの皆さんは,君たちの未来はどうあるべきか,今の君たちは何をすべきかを一緒になって全力で考え,応えてくれています

 

活動に参加される第一線で活躍する社会人の方々の言葉は,生徒たちを大きく励ましてくれます。一方でJSBNに参加する大学生は,第一線で活躍する事を本気で目指し行動しているため,高校生にとってより身近に数年後の自分の姿と重ね合わせることができ「今,自分は何をすればいいのか」をさらに真剣に自身に問いかけるきっかけになります。

 

尊敬できる父,その背中を真剣に追いかける兄,この両者の存在が若き弟たちにとっては得難い刺激になっています。

生徒会役員から「学校で用意されたモノではなく,生徒の手で新しい何かを作りたい!」とJSBNを紹介されました。

 

最初のJSBN・生徒会・教員三者での打合わせが行われた日,JSBNの方の熱い想いに触れた生徒たちは,みるみる目を輝かせ「絶対このイベントをやりたい!」との気持ちに。

 

その結果,学校として始めての「生徒会主催による企画」,キャリア教育『未来構想プロジェクト』が実施されました。当日は「イキイキ生きる大人になるために」とのテーマで,20名以上の社会人・大学生が生徒たちと熱く議論を交わし,最後の全体会では,日頃前に出ない生徒が一生懸命に自分の気持ちを皆に伝えていたのが印象的でした。

 

何より感謝しているのは,当日を迎えるまでにJSBNの方が何度も来校し,生徒の主体性を尊重しつつ丁寧に協議を重ねてくれたことです。

そして,代が替わり新しい生徒会からも「先輩のような企画をやりたい!」と。新しい伝統が生まれ始めました

導入学校様からの声

【和洋国府台女子中学校高等学校】

丹羽 祥 教諭

本校では、中学2年の3学期にキャリア教育の一環として、JSBNキャリア教育プログラムを導入しました。「生徒たちの心動かす」、「リアルな社会を感じることができる」ようなキャリア教育ができないかと考えていた時、JSBNのことを知り、生き生きと自分の人生を生きているメンバーの方々を生徒たちに会わせたいと思いました。

 

2月に行われたプレイベントでは、代表の真坂さんに現在の世界や日本について講演をしていただきました。海外で実際に活躍されている真坂さんの話に、生徒たちは驚きを隠せないようでした。また、保護者の方にも一緒に参加してもらうことで、「これからの時代にどんな力が必要なのか」について、生徒・保護者・教員皆で共有できたことも大きな成果でした。

 

その後、有志の運営メンバーとJSBNの学生メンバーで打ち合わせを重ね、3月の本イベントを迎えました。生徒たちの決めたテーマは「自分と社会を知り、自信を持って明日への一歩」。学生メンバーの方のサポートのもと、生徒たち自身が主体的に運営するイベントとなりました。

 

グループセッションでは、ゲストの方々と生徒たちが「今夢中になっていること」について様々な角度から対話を重ねました。自分について深く掘り下げて考えるようになることで、新たな視点が生まれ、そこから次第に「自分はどうなりたいのか」を考えるようになっていくのだと感じました。グループセッションの後の「明日への決意表明」では、普段発言しない生徒が手をあげ、熱く語る場面もあり驚きました。

 

プログラムを終え、生徒たちの1番の変化は、「大人になることを肯定的に捉え、自分の将来について積極的に考えたい、動きたいと思い始めたこと」だと思います。生き生きと自分らしく生きる大学生や大人との出会いにより、「自分たちも同じように格好いい大人になりたい」と生徒たちは思ったようです。今回のイベントでそれぞれの生徒の心に撒かれた種が芽を出すことができるよう、私たち教員も引き続き様々な取り組みを行なっていきたいと考えています。

導入学校様からの声

【渋谷教育学園渋谷中学高等学校】

河口 竜行 学年主任

JSBNと出会って3年。私はこれまでに、あまりにも大きな刺激をJSBNからいただいてきました。

まず圧倒されたことは、その「熱さ」です。講演のような一方通行の形でなく、生徒一人一人との対話を行おうという信念のもと、事前の打ち合わせから生徒スタッフを交えての実施です。当日は200名の高校2年生の企画に、代表の真坂さんをはじめ総勢50名近くの社会人・学生の皆さんが来校してくださいました。そして、JSBNのメンバーの皆さんがそれぞれの持ち味を生かしながら、生徒とじっくり語り合うという企画が、実現しました。

生徒たちは、普段接する大人たちとは違う「熱」を、敏感に感じとったようでした。

JSBNのすばらしさは、まず「なぜ」があることに尽きると私は思っています。社会に、若者たちに、どうなってほしいのか。これをスタートとして、志を共有する大人たちが、その知恵と行動力を集めてキャリア教育という形として結実させていく。

これには賛同を越え、感動です。

その後も、JSBNの様々なイベントに参加させていだたき、時にはパネリストとしてお話もさせていただき、多くの方々との出会いを経験することができました。もう私はすっかりJSBNのファンでもありサポーターでもある一人になりました。

いま私が学校で担当しているのは中学生です。この生徒たちが中学生のうちに1回、高校生になってからもう1回、JSBNのキャリア教育プログラムをお招きしたいと考えています。

導入学校様からの声

【品川女子学院】

丸山 智子 教諭

品川女子学院ではこれまで、生徒企画の特別講座として、計5回のイベントを実施していただきました。

イベントに参加した生徒が刺激を受け、また新たなイベントを企画する、という流れで、3年連続の実施となりました。

JSBNのみなさまの熱意あるお話を伺い、講座に参加した生徒の表情が変わっていく姿を何度も見てきました。 「あこがれの大人」との出会いが、生徒たちに与える影響力の大きさを毎回実感しています。

また、参加した生徒だけではなく、企画した生徒たちにとっても、自分の殻を破り、新たな自分へと成長していく第一歩となっていると感じています。

今年度になり、在学中にイベントを企画・運営した生徒が大学生になり、JSBNメンバーの一員として活動を始めました。

自分たちが体験した感動を、より多くの学生に味わって欲しいと語る姿はいきいきしていて、「あこがれの大人」に自分自身が近づこうと行動していることを誇らしく思っています。

1人でも多くの生徒たちが自分らしい未来を、自分自身の手で切り開いていけるよう、今後も共に活動させていただきたいと考えています。

bottom of page