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 提供コンテンツ例:和歌山県立田辺高校様の事例

田辺高校様では、文理選択を控えた高校1年生280名を対象とし、生徒15名の運営メンバーとJSBN運営メンバーで企画。『超作戦会議〜何となく過ぎてゆく「今」に意味を与えよう』をテーマに、イベントタイトルにある自分なりの人生の選択肢について考える機会や手がかりを得ることをゴールとしました。生徒は学校6クラスが、オンライン1クラス、ゲストは学校9名、オンライン20名というハイブリッド環境で開催しました。

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①生徒運営メンバーとJSBNとの活動

生徒運営メンバー15名、JSBN運営メンバーで、本イベント3か月前より6回のオンライン運営ミーティングを開催。イベントコンテンツ、広報、事前アンケート作成等の役割分担をし、企画ゴールに向け協働しました。
 

②イベント当日

各界の第一線で活躍する29名の多様な社会人がゲスト参加し、グループワークでは各グループ8-10名の生徒と1名のゲストが、人生の選択肢についてとことん話し合い、生徒だけでなく、ゲスト自身も双方向に多くの気づきの場となりました。

    

第一部:トークセッション(25分)

JSBNゲスト4名による対話

「高校生活でやっておくべきこと、やらなくて後悔したこと」

「進路について失敗したこと、そこから学んだこと」

「高校での体験談、それが今にどう繋がっているか」

 

第二部:グループワーク(60分)

トークセッションを聞いて振り返り

「将来やりたいこと(職業)決まってますか?」

 ~進路は?、大学は?、AIが仕事を!?etc

 →決まっている人は、その職業を

 →決まっていない人は、決まってないことへの不安

  や、具体的に何が悩みなのかをゲストの経験を聞き

  ながら話す       

③生徒運営、JSBN運営メンバーとの振り返りの会

イベント後の生徒アンケート集計結果を元に、全体や個別での振り返りや、生徒運営メンバー同士の相互フィードバックの場を設定。同級生から運営メンバーへの感謝のメッセージも多数あり、今回の企画運営を通じて、不安ながらも新しい挑戦である企画運営に積極的に携わったことで成長できたこと、身についたものを話し合いました。学べたものとして、メンバーのほぼ全員が、①他人任せにせず自分事ととらえて考える姿勢、②自分への自信を挙げていました。

導入学校様からの声(現地対面&オンラインで実施)
【和歌山県立田辺高校

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進路指導部長
清水昌樹 教諭

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昨年度に続いて、JSBN出張キャリア教育プログラムを利用させていただきました。昨年度はすべてオンラインでの開催でしたが、本年度はオンライン&現地のハイブリッド開催となり、本校に9名ものゲストの方が来訪されました。東京から遠く離れた和歌山の地にゲストをお迎えしてイベントを開催するなど昨年は想像もできませんでしたが、JSBNの多大なるご協力により無事開催できたことに感謝申し上げます。

 

文理選択を控えた1年生を対象に、本年度は日程を二日に分け、昨年度はかなわなかった代表の真坂さんの講演を一日目に全員で動画視聴、ゲストを迎えてのイベントを二日目に実施しました。

9月14日(水)、代表の真坂さんの刺激的な講演を動画視聴し、「弱みは強みになる」、「悩みや心配や失敗のない人はいない」、「限界をつくっているのは自分」、「魅力のある人は、引き出しが豊富」など生徒の心に響く言葉をたくさんいただきました。生徒は真坂さんの言葉から「国」「学歴」「会社」「肩書き」に依存せずイキイキと自分の人生を歩んでいくことの大切さを学び、将来の選択に向けてチャレンジしていく勇気を与えていただきました。

 

16日(金)は【超作戦会議~なんとなく過ぎていく「今」に意味を与えよう~】をテーマに各クラス4名ずつゲストの方に入っていただき、トークセッションとグループワークを行いました。トークセッションでは4名のゲストの方の「高校生活でやっておくべきこと、やらなくて後悔したこと」、「進路について失敗したこと、そこから学んだこと」、「高校での体験談、それが今にどう繋がっているか」を話していただきました。文理選択を前に不安や悩みを抱えた1年生に、多様な職業の経験をされてきたゲストの方々からは貴重なアドバイスをいただき、大多数の生徒が「選択に対する不安・悩みが和らいだ」、「チャレンジすることが大切」と前向きに将来に向かっていこうとする姿勢が芽生えたと思います。グループワークでは10名の生徒にゲストが1名ついて、生徒の悩みや不安をグループで共有しながら話し合いました。「第三の大人」からいただいた言葉は生徒の心にストレートに響いたようで、イベント終了後にクラスメイトと進路について話をする機会が増え、生徒一人一人がイキイキと生きるためにどうすべきかを深く考えるようになりました。

 

「第三の大人」、イキイキと働く社会人と話す機会を得て、生徒は自分の問題を可視化することができたのではないかと思います。このイベントのゴールである【なんとなく過ぎていく「今」に意味を与えよう】、生徒それぞれに十分にその「意味」を与えることができたと思います。

 

今回のイベントには15名の実行委員が企画・運営に携わりましたが、イベントをまとめあげる難しさを体験して、実行委員でしか味わえない「意味」を「今」に与えることができたのではないかと思います。実行委員との打ち合わせに貴重な時間を割いてご指導いただいたJSBNメンバーの方々にはたいへん感謝しております。コロナ禍での開催ということもあり、開催直前での変更点も生じましたが、機敏に対応していただき誠にありがとうございました。また次年度もよろしくお願いいたします。
 

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