top of page

 提供コンテンツ例:和歌山県立田辺高校様の事例

田辺高校様では、文理選択を控えた高校1年生280名が対象。生徒21名の運営メンバーとJSBN運営メンバーで企画。人生の中でいくつかある分岐点(文理選択後は進学、就職等)に差し掛かった時に人生の選択肢について考える機会「チョイスxチョイスこの分かれ道、君はどう進む?」をテーマとし、またイベントタイトルにある未来を少しクリアーに描けるようになることをゴールとして、生徒は学校、ゲストはオンラインという環境で開催しました。

tanabe work.jpg
tanabe work 2_edited.jpg

①生徒運営メンバーとJSBNとの活動

生徒運営メンバー21名、JSBN運営メンバーで、本イベント3か月前より8回のオンライン運営ミーティングを週末開催。イベントコンテンツ、広報、自己理解シート(事前課題)作成、アンケート分析等の役割分担をし、企画ゴールに向け協働しました。
 

②イベント当日
各界の第一線で活躍する33名の多様な社会人・大学生がゲスト参加し、第三部では1ゲストが1グループ4-5名の少人数で人生の選択肢についてとことん話し合いをし、生徒だけでなく、ゲスト自身も双方向に多くの気づきの場となりました。

第一部:社会人によるパネルディスカッション(30分)
第二部:トークセッション(20分)

    JSBNゲストのライフストーリー
第三部:グループワーク(50分)
    『チョイスxチョイス この分かれ道、

     君はどう進む?』

③生徒運営、JSBN運営メンバーとの振り返りの会
アンケート集計結果後、全体や個別での振り返りや、生徒運営メンバー同士の相互フィードバックの場を設定。同級生から運営メンバーへの感謝のメッセージも多数あり、不安ながらも新しい挑戦である企画運営に積極的に携わったことで、自分自身が成長し、達成感を得たという意見が多く出ました。

20210924 JSBN x 和歌山県立田辺高校.png

導入学校様からの声(オンラインで実施)
【和歌山県立田辺高校

田辺高校.PNG

進路指導部長
清水昌樹 教諭

tanabe flyer a.jpg

ある進学イベントでJSBN代表の真坂さんの講演を聴いて感銘を受け、当日すぐに真坂さんにメッセージを送ったのが3月末のことでした。続いてJSBNの4月のイベント「新しい時代のキャリアデザインについて考えよう」に参加してJSBNの活動に共感し、JSBNの熱量を本校生徒にも届けたいと思い、JSBNキャリア教育プログラムの1年生への導入を決めました。生徒から運営メンバーを募り、6月から9月まで何度となくJSBNメンバーと会議を行い、9月24日に「未来を少し、クリアーに。」というタイトルで「選択」をテーマとしたイベントを開催しました。文理・科目選択、高校卒業後の進路選択、その後の職業選択など、人生の分岐点でどのように選択していけばよいか、高校1年生にとっては大きな悩みや不安です。親でもない、教師でもない、社会の中でイキイキと輝いている「第三の大人」に悩みや不安をぶつけることはほとんどの生徒にとって初めての経験でしたが、この「第三の大人」との交流、33名のゲストの方からかけられた言葉こそが生徒の成長を促す機会になりました。また、グループワークを通して進路に関する悩みや不安をクラスメートと本音で語り合う中で「悩んでいるのは自分だけじゃない」と気づき、生徒は未来に向かって自分の足で一歩前に進むことができたように思います。

イベントの企画・運営にあたった生徒運営メンバーの成長もJSBNキャリア教育プログラムの特色です。JSBNメンバーの方と長期間に渡って意見交換をしながらひとつのイベントを作り上げていく作業は、運営メンバー自身がキャリア形成を深く考える良い機会になりました。最初は意見をほとんど言えなかった運営メンバーでしたが、はっきりと自分の意見を主張するようになり、当日のイベント運営にも大いに力を発揮してくれて、彼ら自身の大きな自信にもつながったと思います。準備から本番まですべてオンラインで行いましたが、地方の高校でもこのようなイベントを開催できるという新たな可能性を私たち教員も知ることができました。イベントを楽しむ生徒たちの姿を見て、地方の高校にこそJSBNのキャリア教育プログラムは必要なのだと痛感しました。


これからの人生の分岐点で生徒はさまざまな選択にせまられるでしょう。今回のJSBNキャリア教育プログラムで得た学びや気づきが、これからの人生において大きな花を咲かせて、イキイキと輝く次の「第三の大人」になってくれることを期待しています。
 

bottom of page