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執筆者の写真JSBN

【開催報告】清真学園高校1年生研修旅行にて、JSBNがキャリアデザインプログラムを実施しました!

12月7日(木)より二泊三日で行われた、茨城県鹿嶋市私立清真学園高等学校の高校1年生187名の研修旅行にて、「Be myself 〜自分が自分らしくいるために働く目的について考えよう〜」というテーマで、JSBNとのキャリアデザインプログラムを実施いたしました!


今年7月、清真学園の先生からHP経由でお問い合わせをいただき、お話を伺うことになりました。「キャリア教育は受け身のものが多いので、生徒が主体的に企画から携わる経験をさせたい!」という先生の熱意を応援すべく、JSBNメンバーとの活動が始まりました。


9月にJSBN真坂代表の講演を開催。その後、19名の生徒さんが運営メンバーに立候補。ゼロからイベントを企画運営した経験はない方がほとんどでしたので、初めの頃はテーマやコンテンツの議論に少し難しさを感じたかもしれませんが、徐々に慣れてくると、教員向けプレゼン、学年生徒向け事前説明会など、大人からの細かい指示なしで意欲的に取り組む姿をとても頼もしく感じました。


イベント当日は、研修旅行初日の夕飯後で元気いっぱいな生徒さんと、師走でご多忙のなか駆けつけてくださった23名の社会人および大学生ゲストの皆さんがメイン会場に集合。運営生徒さん司会のオープニングのあと、各グループへ移動しました。


グループディスカッションは、簡単なゲームによるアイスブレイクで開始。想像以上の盛り上がりで大人との距離感が一気に縮まった様子の生徒さん。その後の会話の様子を見守っていた先生が、「あんな目をキラキラとした表情の生徒を教室で見たことがない!」と我々に話しかけてくだり、イベントの成功を確信した瞬間でした。


次は、興味のあるゲストさんのところに行きフリーQ&Aタイム。ゲスト自己紹介スライドを片手に大移動が始まりました。職業、進路選択や大学生活など様々な質問や悩みを話す場となり、時間が足りなかったという感想が多数でした。


参加した生徒さんからの感想:

・同じ悩みや意見を持っている人が想像以上に多くいることを知れて安心した。

・普段は恥ずかしがり屋な方々が、自分から発言をしていたのがよかった。

・聞きたいことも聞けたし 他の人がどのようなことを考えているのか知ることもできて良かった。

・真剣に自分と向き合ってくださったので、自分も自分の抱えているものに真剣になることができました。


ゲストの方々からの感想:

・生徒さんの熱意、エネルギーにこちらがパワーと学びをいただきました。

・学生さんの質問に自分自身を振り返ることができました。

・これまで大人が決めた道を歩いていてそんな自分でよいのか、、と悩まれる姿が印象的でした。

・生徒がイキイキしていた。生徒主体の企画、運営を先生、JSBN運営の皆様、双方が見守り、支えるスタンスだったのが良かった。


参加者それぞれが、対話をしながら自分に向き合い、自身の気持ちに気づいたり、考えを深めたり、新たな視点から捉えることができた時間となったようです。


今回の運営生徒のみなさんは、お互いを尊重し話し合って進める力、個々人の強みを活かした役割分担、アイデアを実現する柔軟性と行動力。とにかくチームワークが大変素晴らしく、なにより本人が楽しんでいるのが最高に素敵な運営チームでした。短期間の準備のため苦労もあったと思いますが、本当にありがとうございました!


最後に、サポートくださった清真学園高等学校の先生方、お力添えくださったゲストの皆様に、この場を借りて改めて心より御礼申し上げます。


【導入学校様からの声】清真学園高等学校の内田真美先生よりメッセージをいただきました。


「テストの成績のことを話すだけでは本当の進路指導とは言えない。イキイキと輝く大人に出会い、何かにチャレンジする体験を積んで初めて自分の道が見えてくるはず」こんな想いで、本校1年生のキャリア研修旅行でどんなことができるかを探っていたところ、JSBNさんのHPに辿り着きました。そこで出会った皆さんの「日本の若者を元気にしたい」という志の高さに惚れ込み、今回のイベント運営が始まりました。呼びかけに何かの縁を感じて運営側になると名乗り出た19名の生徒達は、この2ヶ月半の間、一つの小さな「社会」を経験しました。思い切って自己開示すること、異なる価値観をまずは受け入れること、さまざまな他者の視点を想像しながら話を具体化すること…。そしてイベント当日。200名を超える90分のイベントは大成功に終わりました。イベント委員のみならず、参加した生徒たちもキラキラとした目でディスカッションをしていました。コスパ・タイパ度外視で生徒達の成長過程に寄り添って下さったJSBNの皆さんには感謝しかありません。生徒達の今後の人生において、有形無形の財産となったはずです。





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