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【導入学校様からの声】共立女子第二中学校高等学校の萩原先生よりメッセージをいただきました!

2021年の3月に学研主催の講演会で真坂氏の話を聞いたのが、JSBNとの出会いでした。元気のない若者たちに高い自己肯定感を高め、「イキイキと生きるチャレンジャーを育成する」というミッションを持ち、「自分を知り、世の中を知り、将来について考える」キャリア教育を促進されている点に共感しました。すぐに真坂さんに連絡を取り、話を伺い、講演会をして頂く運びとなりました。


変化が激しく先の見通しが立てにくい社会を生きていく生徒達にとって、多様な価値観を受け入れる柔軟性と自分自身の価値観や判断軸を持つことが必要であると思います。我が校の生徒達には中高時代に家庭や学校以外の大人達と出会う機会が不足しており、実社会に生きている感覚を持ちにくいことが問題点と感じておりました。そのような状況の中で、JSBNの様々な企業人や大学生との出会いは彼女達にとって成長を促す機会に

なると確信しました。


高校1年生の早い段階で話を聞いてもらいたかったため、7月に「激動の時代をイキイキ生きるために」というテーマで真坂氏に講演をして頂きました。実社会の現状、世界における日本の位置、世界の様々な問題、若者の自己肯定感の低さなど、国際経験も豊かで企業の第一線で働く真坂さんのお話は説得力がありました。普段の生活の中で実践できる8つのアドバイスを頂き、生徒達は自分に向き合う大切さ、自分の人生は自分で切り開くという意識を持てた様子でした。中でも「自分に限界を作らない」というアドバイスに反応した生徒が多く、何事にも臆せずチャレンジしようという気持ちが芽生えたことは高校1年生の初期の段階で有難かったです。


その後、13名の有志生徒を募り、JSBNのメンバーさん達にファシリテーションして頂き、「激動の現在を生きるわたしたち~ジシンをつかめ!!」というテーマでキャリア教育イベントを2学期に開催しました。約3カ月に渡る準備を通して生徒たちにとっての一番の収穫は大人と対等な立場で様々なことについて話し合えたことが自信につながったことでした。周りへの遠慮や自信のなさからなかなか発言が出来なかった生徒たちが最後には積極性を見せるようになった点は大きな成長で、その後の学校生活でリーダーシップを発揮する場面も増えました。有志生徒とJSBNの皆さんとのプロジェクトを通して、「当事者意識」をもって物事に取り組む姿勢がこれからの社会を変える原動力になることを実感し、そのような場を与えて下さったJSBNの皆さんに

は本当に感謝しています。


2学期には中学2年生でオンラインパネルディスカッション、高校2年生の3学期には真坂氏の講演会を実施し我が校のキャリア教育にご協力頂きました。2022年度も高校1年生の1学期に講演会を実施して、生徒たちのモチベーションを高めました。

共立女子第二中学校高等学校では「進路」だけでなく「針路」という字を使っています。羅針盤の「針」のように、自分の人生の道の指針となる軸を育成するためのご支援を今後ともよろしくお願い致します。


進路指導部主任 萩原 有紀 教諭


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